みとらの留学日記

アラ還女性のワクワクドキドキ短期留学日記@バンクーバー

夏の楽しみ方

一夜明けて月曜日の朝

自然が大好きで生物全般に興味がある私は

鳥の声に呼ばれて窓を開けた

黒っぽい後頭部がピンと跳ね

背中から尾にかけてブルーが目立つ鳥が2羽いる

 

階下に下りてD氏(家主をこう呼ぶことにする)に

尋ねると、「君はブルージェイを見たのか!?

もう何年も見ていない。ああ、うちの木に帰って

きてくれたんだ。君はなんて運が良いんだ!」と

感激していた(笑)

 

残念ながら写真はない

ググってみるとアオカケスらしいが

私が見たのはもう少し黒っぽい部分が多かった

ま、私にとっての幸せの青い鳥だ🎶

何せ それだけでなく、ブラックベアが道を歩く

のにも遭遇したのだから!

 

近所の森に住んでいるらしく

野生のブラックベアが

悠々と道を歩いていたのである

人々が家から出てきて

見学している様がおかしかった

一定の距離さえ保っておけば

むやみに人を襲うことはないという

 

おもしろいなあ。。。

初日の朝からこんなサプライズがあるとは

ますますついている

 

 

さて 月曜ではあったが、カナダの祝日であり

学校は休みだった

そこでD氏とパートナーのT(私と同い年の女性)が

どこかのビーチに車で連れて行ってくれた

そこで、アートと音楽のフェスティバルが

催されていたのだ

 

 

午後はD氏の息子とそのガールフレンドが

来るという(なんと娘くらいの日本人)

どうやら毎週末一緒に食事をしているっぽい

わけもわからぬまま、彼らと行動を共にする

 

自分たちは入り江でスタンドアップパドルボートに

乗るが、一緒にやるか、水着は持ってきているか

という想定外の質問を受け

いやいや持ってないし怪我したくないし

と断った

私は木陰のデッキチェアでのんびりする方がいい

 

それにしても

この風景はなんだろう

こんなふうに過ごしている日本人がどれほどいるだろう

家族連れやカップル、幼い子から老人まで

みんな思い思いに夏の海を楽しんでいる

当たり前のように

 

店などは見当たらなかったから

カヤックやパドルボートは

自前が当たり前なのだろう

飲食店もないから、ゴミなどもなく

本当に美しい光景だった

 

因みに夏のバンクーバーは夜の8時半くらいまで明るい

それもあって ゆったりと時が流れている

帰宅後はTがラム肉を調理してくれ、みんなで食事をした

その後さらにベースメントに住んでいる父子ファミリーも

加わって外のデッキでお茶を飲んだり・・・ 長い夜に

初めてのカナダ

いよいよ出発の日

夕方の便に乗り、ダイレクトでバンクーバーに着く

時差は16時間なので、日曜が始まろうとしていた

一日得した感じだ

 

初めてで不安だらけなので

行きはお迎え付きのプランにしていた

何もかもきっちりしていて

お客様重視の日本と違い

待ち合わせ場所もずれているし

私の方がタクシーを待つ格好になった😅

 

運転手はアジア系の人だったが

ほとんど話さないまま1時間近く乗って

ホストの家に到着

彼女の方は(結婚はしておらず同居パートナー)

仕事で不在、彼は掃除の最中だった

何でも私の前にホームステイしていた

ブラジル人の若者が予定を延ばしたらしく

シーツも何もそのままだったのだ

 

簡単な挨拶を済ませて

私はしばらくリビングでTVを見ていた

 

そのとき知ったのだが、私以外にもうひとり

スイスからの女の子がホームステイしており

以後、彼女と一緒に学校までのバスで

同行することとなる(これがとても助かった)

 

それぞれが一部屋を使い

トイレやシャワーは共有

鍵もかかるし、洗濯機も使って良いと言われ安心した

 

疲れていなければ近所を車で案内しようか、と提案され素直に乗る

神経が高ぶっていたし、

時差ぼけにならないよう

現地の時間に合わせて眠りたい

 

辺りの風景には目をみはった

美しい入り江

いくつものトレッキングコース

閑静な住宅地・・・

まるで軽井沢の別荘地のようだ

 

あとで知ったのだが

都心からわざわざ出かけていくような

観光スポット Deep Cove の近くだったのだ!

 

帰宅後もなお時間があったので

一人で近所の図書館に行ってみたり

森の中を散策したりして過ごした

 

ホストの二人はフレンドリーだし

お料理がとても上手で私は幸運かもしれない😊

アメージングな毎日

当初、私は短期留学中の体験を

日々綴ろうと考えていた

甘かった 😅

そんな余裕は全く無いまま

昨日帰宅した

いやあ、本当に濃い二週間だった!!

とても疲れたので、バンクーバーを離れる

淋しさはあるものの、日本に帰れるのも

また嬉しかった

空港には夫が迎えに来てくれており

帰る"巣"がある安堵を味わう

 

宝物のような体験を胸に、今までよりも

ポジティブに生きていける気がする

これから時系列で思い出を辿っていこう

と考えている

 

 

今朝も窓からの風景は美しく

朝日に背中を押されるように

送り出された

パッキング

”コツコツ続ける”というのは、もうそれだけで才能であったり

努力の賜であったり、ともかく賞賛に値するのである

 

ブログ書きたいのに、ちっともその時間を捻出できない私。。。

留学に纏わるあれこれを書き留めておきたいと思ってはいるのに。

 

 

さて、留学エージェントの担当者からの連絡は

いちいち遅く、それに腹をたてるのも馬鹿らしいので

直接留学先の学校に不慣れな英語メールを送ることにした。

 

で、先週ようやくホストさんのプロフィールがわかり

ちょっとしたお土産など用意した。

資料には「お土産は特に必要ない」とあったが

ささやかでも日本のものをプレゼントしたい

気持ちがある😊💕

 

年齢や職業から、私の好きな文房具はやめたw

そのかわり我が夫が好きなおせんべい採用🍘

他にはティーバッグの日本茶

絵柄の美しいかや織り布巾

 

奥さん(partnerと書かれていたので、奥さんではない?

それとも今はwifeとは言わない?)は私と同い年 😀

二人ともゆるく仕事している様子だ。

 

どんな人たちかなあ・・・

わくわくするけど、過度な期待はしないでおこう。

一緒に買い物したり、ご飯作ったり、案内してもらったり

したいのだけど、仕事してたら朝は早いだろうし、私の

休みとは重ならない可能性が高い。

 

Google map で見てみたら緑豊かな郊外の住宅地

というイメージ。

一軒一軒の家が大きく見える。

”新しい家はどんなところだろう?”と想像を膨らます

アン(『赤毛のアン』by L.M.モンゴメリ )がふと浮かぶ。

 

朝は小鳥のさえずりが聞こえてきそうな画像に

気持ちは上がるが、学校まではバスを乗り継いで

1時間近くかかりそう。

下見せねば!😅

 

オンライン上で多くの書類をやりとりし、

荷物をキャリーケースに詰めてみる。

検索すると、一週間以上の滞在の場合70L以上必要

なんて書いてある。

 

70L!?

 

私、実家に帰省する程度にしか

持っていかないつもりなんですけどぉ

測ってみたら・・・私の40Lくらい🤣

それとリュックサックがひとつだ。

 

腰の悪い私にはそもそもムリ

いいや洗濯させてもらおう

だめならコインランドリー教えてもらおう

ドライヤーも厚かましく貸してもらおう😁

 

いよいよ冒険の始まりだ

あとはなんとかなる うん ✈️🌎

 

 

 

 

 

カウントダウン

いよいよ出発までの日にちを

数えられるくらい近づいてきた!

 

地球の歩き方』を見ながら

(持って行かない、重いから)

行きたい場所をピックアップしたり

歯磨きセットや洗濯ネット、エコバッグなど

細かなものも用意したり・・・

 

あ!塗るタイプの虫除け用意しなきゃ

 

無料のオンラインレッスンも

可能な限り受けているところだが

今週初め、学校から大量に課題が

送られてきた!

 

まずは実力テストみたいなものを受けたのだが

システムを把握するのに手間取り

点数がめっちゃ低くなってしまった

入る前から落第になったらどうしよう。。。😭

 

そして、この大量の課題!

行くまでにはとても消化できそうにない

出発まで超多忙なんだもの~😱

進捗状況を学校で把握しているのか

知らないけれど

まあ、できるだけ取り組んで

あとは向こうに行ってから頑張ろう

 

でもこれ

当然全部英語で書かれているし

問題の出し方のクセが日本のそれとは

違っているから

そんなことに触れるのも面白いっちゃ面白い

間違いなくすっごく勉強になる

若い頃には感じたことのない面白さを

味わっているかもしれない(前向きw)

一ヶ月後の私がイメージできない

今夜は七夕

我が家には笹も短冊も無いけれど

雲が厚くて星も見えないけれど

一ヶ月後の私が留学生活を

思い切り楽しめますように!🙏☆彡

 

 

さて、私が留学エージェントを選ぶにあたり

決め手になったことのひとつに

英会話レッスンのサービスがある

最終手続きが済んだら 出発までの間

無料で(!)オンラインレッスンが

受け放題 とあったのだ

 

 

早速何回か受けてみた

時間が限られているし、予約制なので

思い通りとはいかないまでも

曜日ごとに 違う先生のレッスンが

受けられて、まあまあ楽しい

ZOOMを使っての小グループレッスンで

老若男女の受講者が全国から参加している

内容はカジュアルで

出発までの肩慣らし、という印象だ

 

小学生もいたし、私より先輩方もいらした

留学先はバラバラ

バンクーバーに行く人にはまだ出会わないけど

画面を見ながら

ああ、この人たちみんな

留学を控えているんだなあ・・・

世界に飛んで行くんだなあ・・・

と、なんだか心強く感じた

 

  

 

いよいよその日が近づいてきて

仕事とかで忙しくしている間に

気づけば出発!みたいになりそうだけど

それまでの一日一日もちゃんと

味わって楽しみたい

 

若者との交流

SNSで知り合った女性(息子世代)から

一年ぶりくらいに連絡がきた

何人かのメンバーで英語と日本語を話す会を

オンラインで定期的にやっているから

来ないか? というお誘いだった

Discordを使ってやるのだという

 

迷ったものの、たしか彼女はカナダ在住

他にもカナダ人と知り合えるかも・・・との

期待もあり、参加してみた

当の本人は結婚式があって不参加だったし

参加者の中にカナダ人はいなかったけれど

楽しい時間を過ごすことができた

 

歳を重ねる良さはいくつかあるが

いい意味で “厚かましくなる" ところは

大きなギフトだ

経験値からくる度胸と

恥じらったり遠慮している時間が

もったいない、という意識が

背中をどんと押してくれる

 

 

私は用心深い方だと自分では思っているが

ゲームのマインスイーパのように

何かをクリックすることで

パァ~ッと世界が開けていく感じが好きだ

 

初対面の人たちに夏の計画を話したところ

とても面白がってくれて

がんばれがんばれと言ってくれた

Your story is inspiring! とも

丸い地球上の遙か遠い所から

私に向かって

頑張れ!と誰かが手を振ってくれる

瞬間があるなんて・・・

ほんの少し前には考えもしなかったことだ

 

 

こういう経験をすると

少しでも長生きしたくなる

 

 

備忘録:今日は海外旅行保険

eTA(VISAに代わるもの)の

手続きを済ませた