みとらの留学日記

アラ還女性のワクワクドキドキ短期留学日記

Right person

簡単な日常会話を楽しめるようになってくると

ともかく話す相手が欲しくなる

 

個人的には

1.お互いの語学レベルが同程度

2.日本の言葉や文化に興味がある

 (もしくは好意的)

3.興味関心が近い

4.年齢が近い

5.なんとなく波長が合う

6.おおらかな性格

   ・・・というような人が望ましい

 

1.について

Language Exchangeのイベントに参加すると

流ちょうな日本語を話す人に出会うことが

圧倒的に多い

あまりにレベルの差があると

”勉強の場” とわかってはいても

気後れしてしまい uncomfortable なのだ

 

2.について

初心者レベルでも話しやすいのは

話題が自分がよく知っていることや

興味があることで

それだと何とかして伝えたい!という

気持ちが勝り、ボキャブラリーの中から

ひねり出してでも話せることがある

未知のことであっても

好奇心から 相手の話に集中して

聞き取れることもあるから

それはそれで楽しい (^^♪

 

3.について

自分の好奇心をもってしても

会話が弾まなかった経験も何度もある

日本語を勉強し始めたきっかけが

アニメ、漫画、ゲーム

という人が非常に多い

私だって少しは知っているけれど

全然アップデートされていないから

マニアックな話についていけなくて

時にいたたまれなくなる( ノД`)

 

4.について

上に同じく!

若者と話が弾むことがあるとすれば

せいぜい食べ物くらいだ

ごくたまに 落語や昭和歌謡に通じている

ような猛者もいたりするが

 

5.について

これ、私にとってはすごく大事!

人生60年もやってると

初対面(あるいは声だけでも)で

すぐに なんとな~く合う合わないが

わかるようになるものだ

(あと怪しい人とかも)

これは対日本人ではなく対人間なのだ

と英語を始めてすぐに気づいた

そういう相手だと

リラックスして話せるし沈黙が怖くない

話すテンポ? 呼吸? 声色? 表情?

    ふ・し・ぎ

 

6.について

こちらのたどたどしい英語に

我慢強く付き合ってくれる人でないとね

それと同時に自分の日本語に

自信が無さすぎる人も話しづらい

倦まず 弛まず おおらかな人がいい (^-^)

 

 

同性のパートナーはなかなか見つからない

この歳で英語を勉強している人は

ごまんといるのに、その逆は稀なのだろう

残念だ

 

自分にふさわしい相手を見つけ

その関係を維持することの難しさったら!

英会話は right person を見つける旅

とも言える

 

数えたら、今月のオンラインミーティングは

9回だった

視野が広がる楽しい時間だ

細く長く続けたい

文化の逆輸入

外国の人と話していると

面白いことがよく起こる

 

話じゃなくても

例えば 外国人の捉えた日本の

風景の中に 普段は見過ごしていた

"美"を見つける、なんてことは

ありがちだ

 

以前 狭い路地に電信柱や電線が

絡むようにしてある風景を

”とてもエモーショナル”と表現されて

驚いたこともある

私にはむしろ整備されていない

野暮な景色で胸を張って差し出す

ものから ほど遠い気がしたから

ところが あらふしぎ!

ひとたびそう言われてみると

自分の感覚をちょっとずらして

見れば なるほど確かに魅力的と

言えなくもない気がしてくる

 

こんなふうにして

私の美に対する感覚は

前よりちょっとレンジが広くなる

面白がり方のチャンネルを

もうひとつ持つような感じ

 

 

Mは剣道を愛する(有段者)

同世代のアメリカ人で

高校や大学で物理を教えている

日本語はほとんど話せないが

相撲という共通の興味があるので

楽しく会話できている

 

その彼から

守破離「気剣体の一致」という

日本語を教わったw

どちらも剣道の世界でよく使われる

表現らしい

(我が子がやっていた時には

 聞いた覚えがないなあ???)

剣道ビギナーからマスターへと上がる

ステージを

(型や教えを)守る段階→破る→離れる

と表現するもので もとは千利休

言葉から来ているっぽい

なるほど日本に数多くある「道」の付く

ものに広く通ずる理念だ

書道しかり 華道しかり・・・

気剣体の一致はよく道場の壁に掲げてある

「心技体」と同じような意味だろうが

可笑しかったのは

彼が「気剣体の」と覚えていたことだ

 

意味としては”一致”と同義に捉えていたし

”一”にも”一致”にも”一”という漢字が入って

いるから そこに違いがあることに

最初は納得がいかないようだった

でもここでは”一致”の方がいいと思う

理由を説明している内に

最後は合点がいったらしい

そしてアメリカ人が作ったサイトでは

ほとんど”一”になっている!

彼らはみんな間違えている!

と気づいて笑っていた

日本人のサイトでは”ichi"でなく"icchi"

(or itchi)になっていることを発見したのだ

よかった。。。

なんか 役にたてた気がする😅

 

私も日本文化について

教えてもらえて楽しかったしね🤣

JAPAN TOUR 2025

STINGが好きだ

高校生の頃 The Policeのボーカルとして

活躍する彼に目を奪われてからずっと

 

彼の声も 容姿も 作り出す音楽も

私にとっての憧れで

いつか直接 "I'm a big fan of YOU!"と

言えたらいいなあ...などと

ふんわり夢見ていた

 

初めてライヴに出かけたのは

子育ても落ち着いてきたころで

もうバンドは活動休止していたが

あれから何度か足を運んで

今回は2年前の来日以来だ

 

そして 今回は新たにギタリストと

ドラマー(ドミニク・ミラーとクリス・マース)

クリス・マースてw  本名かなあ🎄

を加えた3人編成の

バンドとして来日した

 

もう73歳!の彼だけど

声はもちろん 演奏も 鍛えられた身体も

ちっとも変わらない

むしろ、その円熟味が更なる魅力に

 

トム・クルーズのアクション映画にも

尊敬の念が湧いたけど

挑戦し続ける"先輩"の姿には

別の力をもらえる気がする

 

COUNT DOWN TVの前に

かじりついていた頃の懐かしい曲も

たくさん披露してくれた

ファン層がまさにaround私、なので

ささる曲がそこなのだ

たとえばこんなのとか

https://www.youtube.com/watch?v=svWINSRhQU0

 

前回のライヴでは聴かなかったこれ

白黒映像の記憶が一気に戻った私は

深夜の実家、あの畳の客間に

タイムワープしたような感覚を味わった

ステージ上のスクリーンにも

キャンドルが映し出されていたから

この頃日本のファンが急激に増えたことを

把握済みなんだろう

 

ワールドクラスのシンガーゆえに

外国人ファンの姿も多かった

そうした空間そのものにも興奮した

 

英語が話せるようになりたい!

そう思わせてくれた要素の

間違いない大きなひとつ

 

一週間以上経った今もまだ

曲の数々がアタマの中に流れる

 

 

 

求めよ さらば与えられん

今一番楽しんでいる趣味といえば・・・

実は ボドゲである

そう ボードゲーム🎲

私はビデオゲームの類いはやらない

だけど アナログゲームは大好きなのだ

 

子どもたちが独立してからは

家族で遊ぶこともほとんどなくなって

久しい

 

  

 

なにがって

パッケージデザインやミープル、

ダイスなどの小道具を愛で

自分の手で動かせるのがいい!

他愛の無い会話を楽しみながらゆるゆると

遊べるその時間が心地良い♪

そして、運ゲーよりはちょっとアタマを使う

ゲームの方が面白い

 

さて これまた仲間を見つけるのが大変で

ボドゲカフェに行っていた時期もあるが

若い人が圧倒的に多いし、そうすると

ルールが複雑なものを好む傾向があり

さすがについて行けなかったり

変な気を遣ったりして心から楽しめない

 

でも

 

Ask, and you shall receive

 

ひょんなことから 40~60代の女性ばかりで

ボドゲを楽しむ集まりに入れてもらった

今は月一のその時間が何より楽しみだ😄

ただ 月一だから

ちょうどその日が不都合だとがっくりだ

禁断症状が表れる

やりたいやりたいやりたい うずうずうずうず・・・

 

 

 

Ask, and you shall receive

 

外国人がオーガナイザーの

ボドゲ会を見つけたw

国際交流も可能、とある✨

願ったり叶ったりである

場所は ある地域の

コミュニティセンターみたいな所で

まずそこに 安心感がある

敷居が低くて、参加費が安い

ゲームはホストが用意、

持ち込みOKのスタイルだ

意を決して出かけてみたら

50名ほどの大人数で

うち日本人は10名もいなかった

 

同じテーブルになった人と

ちょっとした会話ならできる自分も 嬉しい

日本で働く人たちが多いようだが

外国企業だと日本語を話す機会は

案外少ないそうだ

 

恋人が日本人だから

勉強しているという人もいた

お互いたどたどしく英語と日本語でルールを

確認しながらとても楽しい時間を過ごした

 

ゲーム、偉大!

 

レギュラー会に参加できない時のために

保険の場はいくつあってもいい💕

 

 

   

 

 

After adventure の暮らし

ひとつひとつはスモール・ステップでも

あるとき ふと振り返ってみたら

それなりの道のりができている・・・

というのは 何にでも言えることで

 

夏の終わりを迎えようとしている今

(早く迎えたいっ!とにかく暑すぎるぅ!)

”あれから”のことを思うと

案外面白い生活をしている自分がいる

日々あっという間に過ぎてしまい

自分の記憶力も衰える一方なのだから

何気ない日常もちょっと書き留めて

おいた方がいいのでは?

という気持ちになったので

カテゴリーという機能を使って

たまに記事を書いてみようかな

 

 

昨夏、帰国した私は

とにかく身につけたものを

そのままキープしたい気持ちが強く

英語を使う機会を求め

ランゲージ・パートナーを探しまくった

いや 今も探している

 

ちまたに外国人旅行者は増え

場所によっては日本人より多いほどで

英語を話す機会など

いくらでもあるだろう、と思いきや

そんなことは ない!

街中で道を尋ねられる なんて

そうそうあるもんじゃないし

出くわしたとして

それで 友だちになる なんて

非現実的すぎる

 

また勉強の場で出会う

日本語に興味を持つ

イングリッシュスピーカーであっても

互いの相性やら言語レベルやら

時に年齢・性別とか・・・

円滑で継続的な関係を

構築するためには

案外多くの要素が求められるのだ

 

以前からの方法に加えて

他にも アンテナに引っかかった

いろんなことを試した今のところ

オンラインで話をする

決まった外国人パートナーは・・・4人

(でもわからない。急にぱたりと

フェードアウトしてしまうこともしばしば)

英語学習仲間の日本人が1人

という状況だ

 

中でもニューヨーク在住のIとは

彼女が家族旅行で来日したときに

私と、もうひとりの

日本人女性とで会うこととなり

そこで初顔合わせとなった

 

Iのフレンドリーな性格と

3人がアラ還だったこともあり

LINEグループで繋がって現在に至る

 

語学学習はLong Jurney

これからは試行錯誤の足跡を

少しずつ残しておこうと考えている

EXTRAⅡ

帰国後、朝の通勤電車で遅れが生じた。

「〇〇駅と✕✕駅の間の踏切で安全確認を行ったため、ただいま電車が10分ほど

 遅れております。お急ぎの所、ご迷惑をおかけして申し訳ございません」

そんな放送が何度も何度も繰り返された。

突発的なことが起きても、原因がわかると人は落ち着く。だけど・・・あれ?

こんなに何回も言っていたのだっけ?

その慇懃さに逆にイライラしてくる。悪くもない鉄道会社のせいのような気さえ

してくる。

 

日本はお客様至上主義だと今回も思った。チップも払わないのに、サービスは

丁寧できめ細やかで、どこまでも低姿勢。

でも、少し過剰なのでは?

バンクーバーでもロンドンでも労働者の権利が守られている印象を受けた。

公共交通機関もストであっさりストップすると聞いたし、駅員さんや公共施設の

職員などもずいぶん早い時間にいなくなってしまう。

あるとき駅の電光掲示板が消えていて、目的の電車がいつ来るのかさっぱり

判らないときがあったが、ホームにいた人の話を聞いていたら

「さあ、どうしてかはわからないが、来る電車の正面見りゃ行き先がわかるだろ」

みたいな会話をしていた。のんびりしたものである。

Tube の窓が汚くても、冷房が入らなくても、古いことを楽しむようにお菓子の

パッケージにイギリスの象徴として使ったりして愛しんでいる。

「古いから仕方ないよね」でおしまい!

 

日本のお客様重視の姿勢は企業努力にも繋がるわけで、多くの企業が商品開発、

サービス向上に懸命だ。そのおかげでハイクオリティの物が周りに溢れ

世界に胸を張れる文化を形成している。 何でもより良くしようとする日本の

研究者魂とでも呼べるような性質を誇りに思う。

でも。でももしかしたら、それが ”お客様” の傲慢を生みやしないか。失敗を過剰に

叩く狭量さに繋がらないか。そして、極度に失敗を恐れる行き過ぎた完璧主義を

生まないだろうか・・・

 

ひとつの事象には両面あるのだから、何がいいのかわからないけれど、そんな

ことを思ったりした。どちらが生きやすいのかなぁ・・・とか。

EXTRA

思いつくままに

 

【お金】

先日クレジットカード会社から引き落とし予定明細が届いた

それぞれの明細にレートが書かれており、1ポンド191円~197円となっている

6,7月頃は1ポンド200円を超える日もあったから少し円が持ち直した印象

 

ロンドンは全くのキャッシュレス社会で、カード一枚で買い物も交通機関

利用も全て事足りた

往きに空港で一万円分両替していったが、三千円もあれば充分だったと思う

ただ、私が使ったコインランドリーとコッツウォルズのトイレ一カ所だけが

現金しかダメだった

有料のトイレがあったとしても、それすらもカードでワンタッチだった

私は数種のカードを違う場所に保管していたが、結局使ったのは一枚だけだった

 

バンクーバーではカード支払いの時にチップを何%払うか選ぶようになっていたが

イギリスではそれはなく、私にはチップを払う機会はなかった

高級レストランや高級ホテルではあるのかもしれないが、縁が無かった

 

【治安】

ステイ先でも、ネットでも重々気をつけるようアドバイスを受けた

現地ではバイクに乗ったスリが横行しており、道ばたで携帯を持っていると

走り過ぎる際に奪われる事件が多発しているらしい

歩くときは常にgoogle mapを見たり写真を撮ったり・・・という状態だったけど

立ち位置には気をつけたし、乗り物の中ではリュックを前に抱えて寝ないように

していた

幸いなことに、身近でそういう話は聞かなかったし、そのような場面にも

遭遇しなかった 

一度も怖い思いをしなかった

L&Jは暗くなってから帰宅することも多かったが、ステイ先の近所は

夜も一人で歩けそうな感じだと言っていた

それよりブラジルの方がよほど危険らしく、銃社会だし 携帯を見ながら

歩くなんて考えられない、と聞いて震撼した

 

【文化】

イギリス人は古いものを大切にする

古い家ほど好まれる、という話は聞いていたが、本当にそうらしい

築100年経つといきなり価格が上がるそうだ

 

tubeが汚くてうるさいのも古い車両をそのまま使っているからだろう

 

未だにお巡りさんが馬に乗って巡回する姿も見かけたし

街を歩いていると石造りのビルの壁に誇らしげに数字が刻まれていたりする

1800年代以前の建物も珍しくないどころか、雰囲気があってとても美しかった

いい文化だと思うが、湿度の高い日本では難しいだろうと思う

 

また,ブルー・プラークという丸いプレートが壁に貼り付けてあるのを見かける

これは学校の近くにあったもので

書かれているのはレゲエの神様、ボブ・マーリーの本名

著名人がいつからいつまでここに住んでいましたよ、という目印で

これを見て歩くだけでも楽しめそうだった

 

今日はここまで・・・

 

DEPARTURE

十六日目

 

コッツウォルズから帰った夜は

パディントン駅近くのホテルに

泊まれるよう 予約を入れていた

 

この駅からヒースロー空港には

エリザベスラインでダイレクトに

行ける、という理由で選んだのだ

 

何せ数週間前の私に

ロンドンの土地勘など皆無で

帰りの飛行機に無事に乗れるかが

緊張の最終一大イベントだったから

迷いようのない場所を押さえたかった

 

移動にすっかり慣れきった

未来の私には”お茶の子さいさい”

だったのだけれど😝

 

日本のそれとは比べものに

ならないほどお粗末なホテルで

素泊まりなのに値段だけは高く

4階までの狭い階段

自分で荷物を運ばなければ

ならなかった

洗面台は狭く、アメニティは

小さなソープリキッドがひとつきり

引き出しには前泊者のスナックが

封を開けたまま残っていた😭

まあ シャワーからお湯が出た(!)のと

ベッドは清潔だったのが救いだ

 

まあいいや、と開き直ったものの

外で食べる気にもなれず

窓から見えた小さなスーパーで

サンドイッチとバナナと水を買って

部屋で夕食とした

 

翌朝は気を取り直し

近くを散歩することにした

チェックアウトまでに

一時間半くらいは余裕がある

リトルベニスという小さな

エリアを歩き

 

 

リージェンツパークに向かい

グースと一緒に朝ご飯を食べたw

テイクアウトした朝マック

ポテトと珈琲付きで¥1,000くらいだから

まあまあか・・・

 

 

あとは帰るだけ

残った現金をなるべく使い切るべく

ドロップや家族へのお土産になりそうな

小さなお菓子をいくつか買った

 

帰りのフライトでも全く眠れないまま

14時間あまりのち 日本に到着

 

昨年同様、空気の重さに驚く

この毛穴ひとつひとつを塞ぐような

暑さにめまいを覚えながら家路に着いた

 

終わっちゃった。。。

 

 

BGMで向こうのラジオ番組を聴いている

Mrs.はラジオが好きだと言っており

初日にお勧め番組をチューニングしてくれた

 

ラジオ番組一覧が載った新聞もくれた

帰国後、彼女のお気に入りだった

Smooth Radioをインストールしたから

いつでも聴ける

料理や洗い物をしながら

耳慣らしのつもりで音楽とか

対話番組を流している

何を言っているのかは

さっぱり解らない

これが解るようになるまでは

英語を続けたいなあ、と思うだけ😂

COTSWOLDS

十五日目

 

二週間の予定だと土曜日の便で帰る

計算になるが、そうすると日曜の便より

かなり高かった

そこで一日帰国を延ばすことにし

日本にいる間に日帰りバスツアー

その夜に泊まるホテルを予約しておいた

バスツアーは日本の会社のもので

日本語のガイドが付くというのも

願ったり叶ったりだ

 

行き先は

憧れのコッツウォルズ

 

ここもまたオーバーツーリズムで

車も人もいっぱいだったため

その賑わいはイメージと少し違ったが

美しい風景を楽しんだ

 

まずは バイブリー

本の表紙を飾ることの多い

はちみつ色の村だ

 

 

村を流れるコルン川の水は澄んでいて

鱒も泳いでいるという

 

 

 

 

次は ストウ・オン・ザ・ウォルド

 

セント・エドワード教会の入り口は

イチイの木に覆われている

作家のトールキンはこれを見て

指輪物語』のビルボ・バギンスが暮らす

家の着想を得た、という話もあるらしい

 

 

 

次に ブロードウェイ

リゴンアームスという宿の中庭が美しい

と聞き、行ってみる

 

 

 

 

 

最後に訪れたのが バーフォード

メインストリートに人や車は多いが

脇道に入ると別世界が広がると聞き

散策する

 

 

 

ヴィクトリア駅を8時過ぎに出発し

同じ駅に帰ってきたのが18時過ぎ

移動に時間がかかるため、それぞれの

村での滞在時間は45分くらいだった

今見返しても、ため息が出るほど美しい

今回の留学に 自分でオプショナルを

つけたのは正解だ😄

FINAL

十四日目

 

最後の朝が来た

フランスのT,ブラジルのL&Jと

学校に通うことももうない

Tは一ヶ月、Lたちはあと一週間の

滞在予定だった

私は翌朝早くに家を出る

 

玄関前で4人で写真を撮った

L&Jとは Whats Appで今も繋がっている

 

ホームステイ最初の数日間

実はシャワーの扱いにとても苦労した

ダイヤルは動かさないよう言われていたが

熱湯か水しか出ないのだ

夜は涼しいロンドンで

仕方なく水で髪を洗った

 

シャワーのことなんだけど・・・と

Lたちに相談したら

「熱いお湯か水しか出ない!」

互いの声が合って大笑い

でもLが見つけたコツを教えてくれた

なんて頼りになる人

その夜からは(時々水に戻るものの)

お湯を浴びることができるようになった♪

 

さて、金曜日は小テストの日

大したテストではないのだけれど

私は92%の正答率で大躍進

弁護士志望のトルコの若者とともに

クラスで最高点を取り、賞賛を浴びた😄

 

その日でお別れするのは

私を含め三人だったが

何人もがハグしたり握手しに来てくれた

先生とも写真を撮って、教室を出た

あなたがいなくなるのは淋しい、と

社交辞令でも言ってもらえたのは嬉しかった

 

 

アクティビティ最後は

一緒にランチすることになり 

コヴェントガーデンでタイ料理を食べた

それからはいつもの街歩き

 

 

その日はGGが妙に浮かれていた

無事最終日が迎えられて嬉しかったのだろう

突然踊るようにステップを踏んだり

大声で唄ったりする

 

一週目に弱気な表情を見せたことがあった

自国ではそれなりの地位にいる人である

その人が10代の若者に交じって

自信のない英語で授業を受けなければ

ならない なかなかキツいはずだ

娘さんとのやりとりで「これで私の苦労が

わかったでしょ?」と言ってきたと

苦笑いしていた

だからやりきった達成感と開放感で

ハイになっていたんだと思う

 

「おれたちはいいチームだ」とも言っていた

共感できることがいっぱいあって

一緒にいると、楽しくて心強かった

 

 

 

最終地点はギルドホールという市庁舎で

そこにあるアートギャラリーを鑑賞した

 

いよいよお別れ

このアクティビティがあって

本当によかった

 

今もたまに動画や写真が送られてくる

GGから届いたスイスの山々の写真は

美しいし、元気そうだ

Pは今ドイツの学生を案内しているらしい

いつか日本で会えたらいいなあ・・・

 

 

本日最後のお別れ

その夜

テストの結果を報告すると

ホストの二人は大いに喜んでくれ

また先生スイッチが入った Mrs.は

今後のアドバイスはもちろん

いつでも泊まりに来ていいから

きっとまたおいで、と言ってくれた

修了証書を手に 3人で写真を撮った

 

ときどきはメールを送ろうと思っている

MARKET

 

十三日目

 

語学学校で振り分けられた教室に

初めて入ったとき

そこには若い女性が二人いた

”Hi!”

二人とも日本人に見えて

”Nice to meet you. I'm from Japan.

・・・日本人ですか?”

と声をかけたのを覚えている

二人とも娘と同い年

以前から在籍している

日本と韓国からの学生だった

 

この日本人女性にはとても助けられた

学校のことだけでなく

お昼向きの安く買えるお店など

ちょっとしたことも教えてもらった

 

極度に緊張している中で

情報を得るというのは

手がかりができたようで

本当にありがたいのだ

 

彼女は二年間の滞在予定で就活中だった

その活動もあるし

同世代の人たちとの交流もある中

私にも気軽に声をかけてくれる

 

私の帰国が迫るころ

一緒に美味しいもの食べよう

という話になった

(それまでも2回くらいテイクアウトで

 一緒に食べたことはある)

 

そこで彼女おすすめのバラ・マーケットに

バスで出かけた

Borough Market は地元の人にも

大人気のフード・マーケットだ

観光客もいて、すごい人!人!人!

 

 

 

活気に溢れていて心が躍る

何を食べようか・・・一通り見て回り

それぞれが行列に並んで

シェアしようよ!となり

彼女がきのこリゾット

私がパエリアの列に並んだ

大鍋で作る様は 並んでいても楽しめる

 

 

楽しくて美味しいひとときを満喫した😋

 

彼女と別れてから学校近くまで戻り

大英博物館に行ってみた

ここは無料だし、ロンドンを代表する

観光スポットなので、いつも混んでいて

なかなか入れなかったのだ

 

ひどいときには2ブロック先まで行列が

続いていたから、気持ちも萎えてしまう

でもマストの場所なので再度挑戦!

全ては回りきれなかったものの

主要なものはチェックできた

 

 

 

 

ここまで書いてきて

もうすぐ最後の日になるのかと思うと

淋しい気持ちになる😔

すでに日本にいて日常に戻っている

というのに

また夢の終わりを迎える気分だ😅

SURPRISE

十二日目

 

夕食の時、クラスでのことを話すと

Mrs.W の目が輝き出すことが

よくあった

天職だったのだろう

自分はこんな教材を使って授業した

とか 

生徒にこんな活動をさせた

とか

楽しそうに思い出を語った

 

でも子どもの病気や親の介護で

辞めざるを得なかったらしい

未だ先生体質が抜けないのか

私にも勉強のアドバイス

生き生きとしてくれるのだ

私にとってはホームティーチャーが

いるようなものである

 

友だちのこと

遠くに住む子ども達のこと

高齢で一人暮らしのお母さんの

ことも話してくれた

ずいぶんリスニングの練習に

なったに違いない😄

身の回りの人たちに気を配りながら

二年前に始めたというゴルフも

楽しんでいるようだった

 

 

そんな彼女にはロンドン在住の

日本人の友だちもいて

この日の夕食に呼んでくれていた

例によってMr.不在の夜だったw

更にその夜、新しい留学生が加わった

フランスから来た彼女は

高校を卒業したばかり

まるで映画から抜け出したような

可愛くて聡明そうなお嬢さんだった

 

日本人のYさんは私と同い年だった

ちょっとしたサプライズのつもりも

あったのだろう

こんなところで同級生と日本語でも

話せるなんて 私にとっては

心安らぐひとときとなった

 

そのYさんへのサプライズもある

私は言わないと気持ち悪いので

「いただきます」と手を合わせてから

毎晩食事をしていたのだが

Mrs. がそれを覚えるべく

何日もかけて練習していたのだ

(なかなか覚えられないらしい)

それをYさんの前で披露するのが

彼女のもうひとつの企み

だから私は挨拶せずに彼女が

「いただきます」を言うまで待った

期待通りにYさんは驚いてくれたので

Mrs.Wも大満足

なんてチャーミングな女性だろう

 

彼女が腕をふるって作ってくれた

デザート付きのディナーで

四人の女子会となった

骨付きチキンと野菜をグリルしたものが

メインディッシュ

デザートはアプリコットを煮詰めたものに

クッキー生地をまぶし

温かいカスタードソースをかけて食べる

アプリコットクランブル(全て手作り)

 

自分は夢のような時間を

過ごしているのだなあ・・・と

その空間ごと抱きしめたいように感じた

 

 

 

時の流れが逆になるが

その日の午後はアクティビティがあり

本当なら70歳の女性が加わる予定だった

楽しみにしていたのだが会うことは無かった

Pによると直前にキャンセルしたらしい

彼女は語学留学に来たものの

慣れない環境、勉強、クラスメートなどで

疲れ切り、とても午後の活動はできない

と言ってきたそうだ

 

とってもよくわかる!

10年後の自分を想像したら

それがどんなにキツいことなのかは

容易に想像がつく

だからこそ 焦りを感じて

”今” 冒険に繰り出しているのだ

その方とも話してみたかったし

私たちと会うことが気分転換に

なったかもしれないことを思うと

ちょっと残念だった

 

じゃあ、アクティブにいこう!

となった私たちは tubeに乗って

カナリー・ワーフに出かけ

川の見えるパブで軽く一杯やって寛いだ

ロンドンといえばパブ、という気持ちも

あったから 体験できたのが嬉しかった

 

 

店が混み始める前の早い時間だったから

ディナーに響くことはなかった😋

DOUBLE-DECKER

十一日目

 

mustとcan'tの勉強

"~しなければならない"

"~できない"

 

という意味の他に 文脈によって

"~に違いない"

"~なはずがない"

という表現にも使えるというヤツ

 

中学か高校でやった

遠い記憶が蘇る

 

お昼はPに教えてもらった

学校近くの屋台で

テイクアウトして一人で食べた

7ポンド(約1,400円)をリーズナブルと

感じるようになっている😅

 

味はまあまあ

目の前で作ってくれるので

フレッシュなのがいい

 

午後はもう一度あの二階建てのバスに

乗りたくて のんびり1時間くらいかけて

Canada Waterというエリアに向かった

"バス一本で行けるちょっと離れた場所" を

探して決めた

 

 

(二階の最前列席からの眺め)

 

モダンなデザインの図書館があるのを知って

そこも見たかった

英語の本を読んで過ごすほどの

力はまだ無いけれど

何でも高いロンドンで、図書館は

落ち着いて過ごせる貴重な場所だ

飲み物を買って

勉強したり 書き物をしたり

ぼーっと過ごすのに最適

 

 

 

日本の漫画コーナーもあった(英語版だけど)

※もちろん許可を得て写真を撮っている

 

 

この日は少し早めに帰った

Lたちは深夜の帰宅だと言っていたので

シャワールームで洗濯しようと考えたのだ

"工夫して"バスタブに水を溜め

洗剤を溶かして 足踏み洗濯女と化す

かたーく絞って部屋にロープを張り

干した 

絶対に水が垂れないよう留意して

 

なんだか悪戯をしているような

気分だったけど

これで残りの日数を乗り切れそうだし

洗濯ロープは役立ったし、満足満足♪

 

窓からの風がひんやりして気持ちいい

食後はラジオを聴いたりして

悠々と過ごした

REWARDING

海外にまで行って

勉強してきたのだから

この状態はなるべくキープ

したいもの

今朝はオンラインで

トロント在住の人、

シカゴ在住の人と15分×2回ずつ

英語と日本語で会話した

 

 

 

さて

十日目

 

新しい一週間の始まり

クラスのメンバーは少し入れ替わり

15人くらいになっていた

内、日本人は私ともうひとりで

変わらず

 

仕事についての表現を学ぶ

rewarding job

自分が仕事する(何かを提供する)

ことで同時に喜びを得られる

という意味

"やりがい"という日本語が近いかな

医療関係や福祉関係、教育関係

弁護士や芸術系も入るかもしれないし

その人の感じ方によって

いろんな職業が当てはまるだろう

先生は自分の仕事はrewardingだと言い

みとらの仕事もrewardingだねと言う

自分の仕事がとても好きなので

rewardingという英語の形容詞が

新たに加わったのは単純に嬉しい😄

 

午後のアクティビティでは Pも

自分の仕事を同様に表現していた

 

その日は楽しみにしていた

テムズ川クルーズをする日

今までで一番暑い日だったので

船の乗り場で冷たい水を汲める

サービスが有難かった

 

 


イギリスの発展に大きく寄与しただろうと

思われるテムズ川

川の色ってこんな感じなのね...

30分くらいのシティークルーズで

タワーブリッジなどの観光スポットを

川から楽しんだ

もう少し涼しければ 屋外デッキが

断然気持ちいいだろう

 

下船してからリバプール・ストリート駅

近くにある草間彌生のアートを見に行こう

ということになり(Pが好き)

近代的な建物と伝統的な建物が混在する

通りを歩いていった

 

 

 

 

例の"かぼちゃ"ではないので

説明を読まないと草間作品だと気づかないが

街に溶け込みつつ個性を発揮しているのは

さすが

想起されるイメージについて話した中で

GGが一つ一つの個があって 繋がって

いるのが僕たちみたいだ

と言っていたのを思い出す

彼の専門は建築デザインだ

 

ロンドンにはこうしたウォールアートも

多い

MUSICAL

九日目

 

前日オックスフォードへ向かう

列車の中で何をしていたか・・・

というと 

劇場のウェブサイトで

チルダの空席を探していた

tktsには何度も足を運んだが

この時期ではムリ、と諦めたのだ

 

そしてサイト内で最後列の真ん中に

ポツンとひとつ空席を見つけた

よし!ポチッと購入£

 

 

この日は朝から出かけ

街を散策した

どこを歩いても楽しい

 

コヴェントガーデンでは大道芸が

繰り広げられていた

 

お昼はせっかくだから、ちゃんとした店で

本場のフィッシュ・アンド・チップスを

食べることにした

 

人気店らしく、席についてしばらくすると

すぐに列ができた

 

これは本当に美味しかった😋

21ポンドだけど(日本円で約4,200円)😅

隣にたまたま日本人男性が座ったので

少しおしゃべり

 

 

さあ いよいよケンブリッジ劇場へ

私の席からはこんな感じ

舞台にはマチルダのアルファベットと

本をモチーフにした装飾が施されている

残念ながら英語はほとんどわからなかった

けれど、歌やダンスは素晴らしく

何より観客の反応がとても良くて

こんなにも様々な国の人たちが

大人も子どもも一緒になって

楽しんでいる光景は、他では

見られないだろうことに感動していた

一番後ろの席だからこそ

会場全体をまるごと楽しんだと満足

ロンドンでショーを観る、という

夢も叶った

 

家に帰るとMrs.Wの女友だちが来ていた

その日はMr.の方が留守なので

招いたのだと言う

銀髪のとても上品な女性で

一緒に箱根を旅行したこともあるらしい

Mrs.のお料理を初めていただいたのだが

旦那さん同様とても美味しい

シチューのパイ包みのようなもので

デザートまで作ってくれていた

おしゃべりは楽しかったのだけど

疲れていたし(いつも;;;)英語の復習も

したかったので 早々に失礼した

 

楽しくて充実した週末だった