みとらの留学日記

アラ還女性のワクワクドキドキ短期留学日記

FINAL

十四日目

 

最後の朝が来た

フランスのT,ブラジルのL&Jと

学校に通うことももうない

Tは一ヶ月、Lたちはあと一週間の

滞在予定だった

私は翌朝早くに家を出る

 

玄関前で4人で写真を撮った

L&Jとは Whats Appで今も繋がっている

 

ホームステイ最初の数日間

実はシャワーの扱いにとても苦労した

ダイヤルは動かさないよう言われていたが

熱湯か水しか出ないのだ

夜は涼しいロンドンで

仕方なく水で髪を洗った

 

シャワーのことなんだけど・・・と

Lたちに相談したら

「熱いお湯か水しか出ない!」

互いの声が合って大笑い

でもLが見つけたコツを教えてくれた

なんて頼りになる人

その夜からは(時々水に戻るものの)

お湯を浴びることができるようになった♪

 

さて、金曜日は小テストの日

大したテストではないのだけれど

私は92%の正答率で大躍進

弁護士志望のトルコの若者とともに

クラスで最高点を取り、賞賛を浴びた😄

 

その日でお別れするのは

私を含め三人だったが

何人もがハグしたり握手しに来てくれた

先生とも写真を撮って、教室を出た

あなたがいなくなるのは淋しい、と

社交辞令でも言ってもらえたのは嬉しかった

 

 

アクティビティ最後は

一緒にランチすることになり 

コヴェントガーデンでタイ料理を食べた

それからはいつもの街歩き

 

 

その日はGGが妙に浮かれていた

無事最終日が迎えられて嬉しかったのだろう

突然踊るようにステップを踏んだり

大声で唄ったりする

 

一週目に弱気な表情を見せたことがあった

自国ではそれなりの地位にいる人である

その人が10代の若者に交じって

自信のない英語で授業を受けなければ

ならない なかなかキツいはずだ

娘さんとのやりとりで「これで私の苦労が

わかったでしょ?」と言ってきたと

苦笑いしていた

だからやりきった達成感と開放感で

ハイになっていたんだと思う

 

「おれたちはいいチームだ」とも言っていた

共感できることがいっぱいあって

一緒にいると、楽しくて心強かった

 

 

 

最終地点はギルドホールという市庁舎で

そこにあるアートギャラリーを鑑賞した

 

いよいよお別れ

このアクティビティがあって

本当によかった

 

今もたまに動画や写真が送られてくる

GGから届いたスイスの山々の写真は

美しいし、元気そうだ

Pは今ドイツの学生を案内しているらしい

いつか日本で会えたらいいなあ・・・

 

 

本日最後のお別れ

その夜

テストの結果を報告すると

ホストの二人は大いに喜んでくれ

また先生スイッチが入った Mrs.は

今後のアドバイスはもちろん

いつでも泊まりに来ていいから

きっとまたおいで、と言ってくれた

修了証書を手に 3人で写真を撮った

 

ときどきはメールを送ろうと思っている