みとらの留学日記

アラ還女性のワクワクドキドキ短期留学日記@バンクーバー

手巻きパーティー

今朝着替えたとき

ふと異国の洗剤の匂いがした

あちらで洗ったものだ...

気まずかった瞬間を思い出す

 

その朝 Tの機嫌がすこぶる悪かった

性格なのか年齢のせいなのか

はたまた仕事のストレスか

 

魅力的で私にも良くしてくれたが

少し不安定な所のある女性だった

2週間の滞在中、私は3回洗濯した

ルームメイトのスイスガールが

洗濯しているところを見なかったから

私の頻度が多すぎたのだろう

こんな少ない量を洗うなんて!と

叱られた😓

朝は洗濯から始める、など

世界のルーティンではないのだ

だいたい洗濯機も冷蔵庫も

こちらの1.5倍はある

家が大きいから違和感はないが

ライフスタイルもそのように日本とは違う

初日に "自由に使っていいよ" と

Dに言われたものの、家事については

Tにも確認すべきだった

気まずさを引きずることはなかったから

まあこれもひとつの体験だろう

 

 

 

さて

一週間が過ぎた日曜日、Tは一日中仕事で

午前中はDが車でLynn Valley に

連れていってくれた

バンクーバーではキャピラノ吊り橋が

観光地として有名だが 有料だし

景色もほとんど変わらない

Lynn valley の方が無料でおすすめ、と

いろんな人から聞いていた

 

 

ハイキングをしながら 苔むした景色や

緑に透けた淵の水を大いに楽しんだ

吊り橋は揺れが気になることもなく快適

本当は駐車場近くにあったEcology Centerを

もっとじっくり見たかったのだが

彼が帰りたそうだったので 

早々に引き揚げた

 

夜はいよいよ手巻きパーティー

Dは炊飯器を持っていた

製造元もわからない怪しげなものだった

けれど、何とかご飯が炊けた

刺身は冷凍物しか売っていないし

高くて味もわからないので無しで

 

マグロの代わりはアボカドにしたw

スモークサーモンにツナマヨ

卵焼きを作って、キュウリやカニカマと

大きさを揃える

異文化交流のため納豆はマストアイテムw

あ、あとつぼ漬けを見つけたので

それも刻んで並べた

食感がアクセントになる

酢飯はご飯にすし酢を混ぜただけのものを

お皿に盛り、焼き海苔は四等分にして器へ

 

口に合わない人がいるかも…と

冷蔵庫にあった鶏肉をネギと一緒に

焼き鳥風味にして添えた

みりんがないからハチミツで代用だ

醤油は日本の味と違い

あまり美味しくなかったけれど

調理してみたらさほど気にならなかった

 

Tの帰りを待って、みんなでパーティーだ!

Dの息子カップル、ベースメントの3人も

誘って テラスでワイワイと楽しんだ

子どもたちもパクパク食べてくれて

いい経験になるとパパも喜んでいた

納豆に関しては

ベースメントのPが 俺はいける!と食べた

だけで、他の人には無理だったけれど

楽しい時間を過ごすことができて

私も大満足🎵

 

ハードな一週間で疲弊していた脳ミソを

ホストファミリーたちとの交流が

充分にほぐしてくれた

息子のガールフレンドが

日本人だったことも大きい

気楽なおしゃべりにずいぶん救われた

 

次の日 教室で「週末はどうだった?」と

聞かれたら、今日のことを話そう

自分の幸運に感謝しながら

ベッドに転がった

 

グッジョブ、自分!👍