二日目
朝はトーストか
シリアルを食べることになっている
調理することは許されていない
珈琲、紅茶などは自由
私には充分だが
食材の質が高かったバンクーバーとは
違い あまり美味しくはない
ま、家でもシリアルを食べることが多いから
ほとんど毎日それにした
他に食べたいものがあれば
自分で調達すればいい
学生用の小さな冷蔵庫が3Fにあった
ホスト夫妻からは
プライベートとの線引きが
きっちりある印象を受けたので
私は誰よりも早く起きて
さっさと朝食を済ませ
鍵をかけて家を出た
明日から学校が始まる
下見をしなくては・・・
駅への行き方は教えてもらっていたが
ちょっとだけ迷って 20分ほどかかった
駅の電光掲示板を確認しながら
学校からの案内通りに行こうとするが
どんぴしゃな電車が見当たらない
むぅ
聞くしかない
駅員さんになんだかんだと英語を並べて
やっと通じた
経由駅さえ合っていれば
どの電車に乗っても
目的の駅には着けるという
ああよかった
電車は一本だけで、簡単
イギリスの地下鉄はtubeというが
聞いていたとおり
すごくうるさい!
いや乗客でなく、電車の音が
そして暑い
風が通らないから
いつ乗っても暑かった
様々な人種が乗っている中に
日本人は私だけではなかろうか
ともかく door to doorで1時間くらい
これなら普段の通勤と変わらない
学校は街の中心にあるが
休日のせいか 辺りは閑散としていた

確認後は劇場へ
ロンドンに行ったら絶対に
エンタメを楽しみたいと思っていた
観るなら楽しいミュージカル🎵
「マチルダ」を観たかった
たとえ英語が解らなくても
歌と踊りが楽しめるはずだし
本で読んだことのある大好きな物語だから

キャンセルされた当日のチケットを安く売る
tktsという場所がある
劇場から少し離れたその売り場も確認した
日々チェックして
チャンスがあったら買いたい
更に街歩き👞👞
大英図書館に行ってみる

企画展やショップなどには自由に入れるが
閲覧室にはメンバー登録しないと入れない
仕方ないので館内のカフェでお昼にする
チーズデニッシュと珈琲
これだけで1,400円くらい😖
たっか!
これからのランチが思いやられる
図書館はキングス・クロス・セント・パンクラス駅の隣だ
駅の建物が美しいので
そちらにも行ってみたら
構内にはユーロスターが停まっていた
ステイションホテルも素敵だ


今度は足を延ばして 川に向かう
ガイドブックに載っていた
ワード・オン・ザ・ウォーターという
本屋が見たい
見つけた見つけた
川に浮かんだボートの本屋さん
おじいさん二人が本を並べて売っていた
これは楽しい♪


朝から歩き回って疲れた
帰り道の途中
家の近くの公園に寄って休むことにした
公園は殺風景ながらも広く
小さな丘が重なる高台で
吹く風がとても気持ちいい
家族連れやカップルが
思い思いに過ごしていた
開放感を味わいながら深呼吸をする
本当にひとりで来たんだなあ、と
不思議な気持ちにもなる
明日から学校
頑張ろうっと!
夕飯は骨付きのグリルチキンに
野菜を添えたもの
外で食べるより何倍も美味しかった😄