いよいよ語学学校へ
ステイ先からバスで一本
50分ほどかかる
ルームメイトの20代のスイスの女の子が
同行してくれるという
私はひどい方向音痴なので
知らない国でちゃんと行き着ける自信は
全くなかった
だから通学仲間がいることが有難かった
さて、初日は15分くらいのオリエンテーションがある
簡単な説明とともにスタッフが紹介され
校内を案内してもらった
クラス分けの一覧に自分の名前を見つけて
なんだかくすぐったい気持ちになる
たった二週間とはいえ
学生生活など遠い記憶だもんなあ
私のクラスは Over 30s
中に入ると陽気な女性の先生が待っていてくれた
ただ、学生は私を含めわずかに5人だけ
国籍もバラバラ
スイス、イタリア、チェコ、そして私
先生はもともとフランス人らしい
一応プレテストを受けてここに入れてもらえたものの
全体のレベルに自分はほど遠いと感じた
次の日には一人が初心者レベルのクラスに移り、4人に
初日は自己紹介したり
どうして英語を勉強しているか
バンクーバーのお勧め場所
昨日どんなふうに過ごしたか・・・など
ほとんどフリートークで終わった
先生の英語はきれいだし、愉快な人で
私はこのクラスで頑張り抜こうと決めた
一日目でわかったのは
日本人が他にいなさそうなこと
(同じ日に入学した日本人がいないだけで
他にもいると後に気づいた)
若い人が多く、私が最高齢から二番目っぽいこと
そして他のクラスはもっと人数が多く
プライベートレッスンの部屋もあること
13時にレッスンは終わり
バンクーバーで私が初めて向かったのは
図書館だった😊📚
途中でピザと珈琲をテイクアウトし
図書館の屋上でのんびりと休憩した
図書館を見ると、その街の雰囲気が
掴めるように私には思える

どんなサービスがあるか
どんな人たちが利用しているか
いくつかの展示コーナーの中に
リタイア後の生き方に焦点を当てた棚を見つけた
ここでも老後をいかに生きるか は
大きな関心事なのだろう

子どものコーナーは恐竜がテーマになっているようだった
人が入らなければ写真OK、とのことで
何枚か撮らせてもらった
図書館を出てすぐのところにbook markという
おしゃれなお店を見つけて自分用のトートバッグを購入
その後も良い気分で歩き回ったはいいけれど
いざ帰ろうと思ったら、バス停が見つけられずに
早速迷子になってしまった
まず、
日本と違い、車が左ハンドル・右走行であることに違和感、
通りの名前が横文字でちっともアタマに残らない
行く前に日本人だらけだよ、と聞いていたわりに
それっぽい人に出会わない
等々、軽くパニック状態になる内に日が暮れ始め
なんだか怪しげな地域に足を踏み入れてしまった
私の動きをじーっと見つめる暗い目や
何やら叫んでいる人や
悪態をつきながら段ボールを蹴飛ばす人や
ドラッグの変なにおいや・・・(カナダは合法)
google mapの使い方にも不慣れで
いろんな人に聞いたりしながら
やっと自分が乗るバスの番号を見つけ安堵した

帰宅してそんな話をしたら
あの辺りは危ないから、絶対暗くなってから
行っちゃダメだよとクギを刺された😥
とにかく歩いて街の感覚を身体で掴もうと
決意してベッドに入った