みとらの留学日記

アラ還女性のワクワクドキドキ短期留学日記

RESPECT

七日目

 

文法の学習では例の

現在進行形だの現在完了形だの

現在完了進行形だのに突入した

ネイティブスピーカーでも

明確に使い分けているとは

限らない  だけど

きちんと学ぶのは大事だから

と、どの先生も言うのだった

 

スピーキングの活動の中では

例えば

”Find someone who..."ということで

長くペットを飼っている(いた)人

長くジムに通っている(いた)人

長く同じ家に住んでいる(いた)人...etc

 

クラスメイトにインタビューしながら

一番の人を見つけるゲームをやった

ほとんどが私の半分以下の年齢だ

人生経験の厚みが違うw

仕事にしても結婚生活にしても

私がチャンピオン(?)になる質問が多い

 

「また みとら?」と先生が言う度に

教室に笑いが起きた

 

再婚したばかりだという先生から

「結婚生活を長く続けるコツを

 ひと言で教えて」と聞かれた

私は「patience」と即答

また笑いが起こる

 

それでは身も蓋もないので

もうひとつ加えた

「And..... respect」

 

まあこうして気持ちよく

"海外に" "ひとりで"

送り出してもらっているわけだしね

お互い respect の気持ちが無くてはね

 

真面目なはなし

人間関係はすべてこれと言えるだろう

 

家族であっても

友人であっても

職場であっても

考え方が違っても

民族が違っても

国が違っても

 

respectという単語を口にしながら

自分の胸にも刻んでおこう

と思うのだった

 

”言うは易し 行うは難し”

であるのは言うまでもないが

 

 

休憩のあと

毎週金曜にあるという小テストを受けた

進捗状況の確認、くらいの意味で

お互いにテストを交換して〇付けをし

先生に何パーセント取れたかを報告する

私は72%だった

ホストの二人は悪くないと褒めてくれたが

初めてだし、よくわからない

クラスで一番は、一緒にお昼も食べた

日本人の若い女性で、誇らしく思った

 

 

 

さてさて午後は

Pが ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)を

案内してくれた

 

美しいものを観るのは楽しい

大人向けのアクティビティは

興味の矛先が同じような分野に向くのが

嬉しい

歌手のテイラー・スイフト

世界的モデルのナオミ・キャンベル

の特別展示も有料でやっていたが

無料の常設展だけを鑑賞した

 

 

とにかく私たちは歩くのだ

街の中を歩いては、美しい建物

特徴ある建築物などの説明を受け

写真を撮った

今度は気持ちのいい公園に行って休もう

ということになり

ハイド・パークに向かった

 

日差しは強かったが

吹く風にたちまち汗も引く

Pがケーキとアイス珈琲を注文してくれた

市民の憩いの公園

住んでいたら毎日のように来たい場所だ

 

 

二人と別れてから帰りの駅に向かう途中で

バッキンガム宮殿に立ち寄り

衛兵を見つけた


あまりに動かないから

人形を置いているんだとばかり思ったら

急に行進を始めたので

ホンモノだーと感動した😊

STIFF

六日目

 

毎日新しい単語、表現を学ぶ

今日は身体の調子についての単語を

いくつか覚えた

覚えた言葉は使わなければ

すぐに抜けてしまう

 

家に帰れば 夕食の時に

今日はこんなの習ったから

言ってみるよ~ と試したりしていた

stiffは固まってしまう感じ

肩凝りなんかに使う

My shoulders are really stiff.

みたいに

pull a mascle で

筋肉痛や筋肉疲労を表すらしい

先生が全身を使って表現してくれるので

わかりやすい😄

 

だから毎日歩きすぎて足が痛いだの

いっぱい勉強したから

脳みそが固まっちゃった だの

面白半分に使っていた

 

 

その日は曇っていて

急に雨が降ったりした

するとたちまち寒くなるから

要注意だ

リュックの中にはナイロン製の

上着をいつも入れていた

 

お昼は中華料理が食べたくて

ひとりでチャイナタウンに行ってみた

北京団子(Beijing Dumpling)というお店

人気店らしく行列ができていた

とても美味しかったけど

一人で食べるには多すぎて

少し残してしまった

 

 

 

天気がイマイチなので

絶好の洗濯日和だ!

というのも

家の洗濯機は使わないよう

言われていたからだ

天気の良い日に観光無しで

午後を洗濯で潰すなんて勿体ない

今日のような天候なら

コインランドリーに行って

ゆっくり休むにはもってこい

というわけ

 

 

ホームステイ先にはそれぞれ

独自のルールがある

洗濯できない、と言うと

不思議がられたり 憤慨されたり

したのだが

「ウチは会話無しで、交流して

 くれない」

とか

「食事はレンチンのピザと

 買ってきた惣菜が交互に出る」

などと聞くことも少なくなく

私ほど恵まれている環境の人は

いなかった

向こうはキッチンに

洗濯機があるパターンが多く

きっとその場所を占拠されたく

なかったのではないか・・・

と今になって思う

何人もの学生を受け入れてきて

たどり着いた答えなのだろう

 

下見したコインランドリー店の

おじさんに4時半が最終だ、と

言われていたので

急いで帰宅して洗濯物を袋に詰め

洗剤を買って店に向かった

お店の人は常駐しているようで

私が初めてだと知ると

親切に手ほどきしてくれた

洗濯と乾燥で10ポンド

約2000円!高くて泣ける😭

 

翌朝にはLとJに洗濯情報を伝え

ジェル型の洗剤をあげた

 

 

その日の夜は憧れの

シェパーズパイだった!

牛肉のミートソースの上に

たっぷりのマッシュポテトをのせて

焼いたイギリスの伝統料理だ

本などに出てくるので

一度食べてみたかったのだ

いやあ、美味しかったなあ😋

 

いつも食事時には音楽がかかるのだけど

その日は大好きなスティングもかかり

余計に嬉しかった♪

「いつもいい曲ばかりかかるね

 これ、フィル・コリンズじゃない?

 ジェネシスだったっけ?

 懐かしいなぁ」などと

青春時代の思い出の曲を

ともに語れるのも楽しい

やっぱり私はかなり運がいい

MUSEUM

バンクーバーのTから動画が送られてきた

家の前にまたブラックベアが現れたらしい

私も折に触れて去年のことを思い出す

一年間何のやりとりもしていなかったが

ふと思い出したのだろう

今年は来ないのか?と聞いてきた

"実はロンドンに留学したの

お金たくさん使っちゃった" と

返信すると

"お金は人生を楽しむために使うのよ

あなたが良い経験ができたことが

嬉しい" と返ってきた

彼女のはしゃいだ声がよみがえる😄

 

 

今夏の整理に戻ろう

 

五日目

 

やっと担当教員に会えた!

30歳くらいの若い女

クラスメートに聞いていたとおりの

いい先生だった

溌剌としていてテンポ良く授業が進む

プリント教材も余すこと無く

進めようとしているようだった

9:15から途中休憩を混ぜて13:00まで

内容の濃い時間に満足した

席を離れていろいろな人と話す

スピーキングの時間が

たっぷりあるのもいい

積極的な人ばかりで

皆、座学より生き生きとしていた

 

 

午後は楽しみなアクティビティの日

行きたい所があればリクエスト可で

先生がアレンジしてくれるのだが

この日は 街歩きを楽しみながら

Pお勧めのウォレスコレクション

鑑賞しに美術館へと向かった

 

 

 

メリルボーン地区にあるそこは

今は国の管理下にあるが

元々個人の邸宅であり

コレクションであると聞き、驚く

夥しい名画、名品の数々! 圧巻だ

これが無料で公開されている

穴場のようで、他と比べて

人が少ないのもとてもよかった

 

 

鑑賞後は館内で

アフタヌーンティーを楽しんだ

クリームティー(ミルクティーのこと)

を頼むとスコーンが2つ付いてくる

ここのスコーンは香ばしくて

典型的なものとは違うようだったけれど

美味しかった😋

午後のアクティビティでは

個人負担が全くない

学校から費用が出るらしく

それも嬉しかった♪

 

 

その夜W夫妻は遅い帰宅で

私のためにパスタを作っておいて

くれたのだけど

お腹がいっぱいで

あまり食べられなかった

「スコーンを食べちゃって」

と言ったら

「ああ、どうりで!」と納得していた

申し訳ない。。。

 

 

爽やかだけど日中は暑いし

とにかく歩き回るので

足は筋肉痛

夜10時には眠くなってしまう

ただ最近は、日本にいても

眠りが浅く夜中にトイレに起きて

途切れ途切れにしか眠れないことが

増えてきた

それは向こうにいても同様で

疲れが取れないのが辛かった

歳を取るというのは

こういうことなのだと実感する

朝は駅への道で

LとJが気遣ってくれる

「昨夜は眠れたか?」

 

眠れているものの

疲れているのは若い二人も同じだった

足痛いよねー

見るところがあり過ぎだよねー

と笑い合いながら

お勧めの情報交換をするのだった

EXPLORE

四日目

 

クラスのレベルが私に合っていた

(二日目も担任は休みで

 初日とは別の代替教員だった)

プリント教材が配られ

あるテーマのもとに

新しい単語や表現を学び

それを使ってゲーム形式で

会話練習をする

会話を通して クラスの仲間たちを

互いに知ることができる仕組み

とても楽しい

 

私は観光のついでに勉強しに

来たのではない

観光勉強も楽しみたかった

そして、現地の普通の生活も!

欲張りなのだ😏

授業だけでなく、帰宅後の復習や

宿題をする時間すら楽しかった🎵

 

今頃になって昨年バンクーバーでの

レベルが高すぎだったことに気づく

必至にしがみつくのでなく

早い内にクラスを変わればよかったのだ

何もかもが初めてで

対処できていなかったのだなぁ

「経験」は大きなアドバンテージだ

 

火曜日は午後のアクティビティがない

ひとりテムズ川の方に足を向けた

典型的な観光名所も押さえておきたい

 

ロンドン・アイという観覧車

 

乗りたい気持ちもあったけど

長蛇の列に さっさと諦めた

”オーバーツーリズム”って

今 しきりに言われているけれど

日本の比ではないと

どこに行っても感じた

しかも夏休み

子どもが楽しめるような場所は

どこも原宿状態だ😥

以前ここを舞台にした小説を

読んだので見られただけで満足

ロンドン・アイの謎 - シヴォーン・ダウド/越前敏弥 訳|東京創元社 (tsogen.co.jp)

 

 

ビッグ・ベン

 

ウェストミンスター宮殿

 

ウェストミンスター寺院

 

セント・ジェームス・パーク

 

美しいところを挙げればキリがない

すべてが見所

ロンドンに二週間は短すぎる

 

歩きたい気持ちと疲れた足と

人酔いしそうな人混みと・・・

自分の興奮を持て余しながらも

夕食の時間に間に合うよう帰宅

 

その日は初めてライスが出た

ここでもやはり日本のコシヒカリとは

別物のインディカ米だが

私はどちらも好きだ

たっぷりのコーンや軽い口当たりの

フライドチキンとともに

美味しくいただいた

OPENING

三日目

 

学校初日にはオリエンテーションがある

普段は9:15から始まるが

この日は8:45までに行かねばならない

 

ブラジル人のふたりと玄関で

待ち合わせて一緒に行くことにした

彼らは30代のカップルで

英語レベルは私とほぼ同等だった

オープンマインドで自然体

すぐに彼らのことを好きになった

 

実は、その日の夜に家で出くわした時

「今朝は一緒に行ったけど

私のことを気にする必要はないから

明日からは好きな時間に行けばいいよ」

と彼(以下L)の方に言ってみたのだが

「どうして?一緒に行こうよ!

ずっと話せるし英語の練習になる」と

言うので、喜んでそうさせてもらった

 

彼女(以下J)の方も

自分たちは6年も一緒に暮らしている

カップルだから、気をつかわないで

と言う

それからは毎日話しながら登校し

様々な情報交換をし

かけがえのない時間となった

 

 

私のクラスには日本人が一人だけいた

娘と同い年の彼女は一ヶ月くらい

前から通っているらしい

どうやらクラスの顔ぶれは流動的で

常に、新しい生徒が加わったり

卒業したりするのだった

通う期間もまちまちだ

 

振り分けられたクラスはB1レベル

メインの先生は体調不良でお休みだった

クラスは15人くらい

ナショナリティは4~5カ国だ

皆 私の半分くらいの年齢

中には10代もいる

自己紹介の機会があれば

自分の年齢を言ってもよかったのだが

 

(みんなの顔が ”この人はいったい・・・?

   どういういきさつでここに・・・?"

   と言っているように見えた😅)

 

そんなものは何もなく

初めからいるかのように扱われたので

気にしないことにした

 

授業は13時に終わる

私はこの学校の午後のアクティビティに

申し込んでいた

40歳以上を対象としたプログラムで

月水金の午後行われる

ドキドキしながら待っていると

女性の先生が現れた

高齢者など見かけなかったから

参加者は私一人なのかと

少々気落ちしていたら

一回り年下の男性が遅れてやってきた

 

インド系イギリス人のTeacher・P

スイス在住イタリア人の G

そして私

二週間この3人で

ロンドンの街を歩き回ることになる

Pは3人がベストな人数だと

とても喜んでいた

意見をまとめやすいし

歩きながらたくさん話せるからだ

 

Gが建築デザインに興味があることもあり

その日は学校周りで特徴的な建物の

説明を受けながら歩いた

まるでマンツーマンの英会話レッスンを

受けているようではないか!?

申し込んだのは大正解だった

 

 

 

 

 

大英博物館を外から見て

コヴェントガーデンへ

マーケットを眺めて

ロイヤル・オペラ・ハウスなどを

楽しんだ

終了時間はとうに過ぎていたが

以降、いつもオーバーしてしまうのだった😄

 

PREPARATION

二日目

 

朝はトーストか

シリアルを食べることになっている

調理することは許されていない

珈琲、紅茶などは自由

 

私には充分だが

食材の質が高かったバンクーバーとは

違い あまり美味しくはない

ま、家でもシリアルを食べることが多いから

ほとんど毎日それにした

他に食べたいものがあれば

自分で調達すればいい

学生用の小さな冷蔵庫が3Fにあった

 

 

ホスト夫妻からは

プライベートとの線引きが

きっちりある印象を受けたので

私は誰よりも早く起きて

さっさと朝食を済ませ

鍵をかけて家を出た

 

明日から学校が始まる

下見をしなくては・・・

 

駅への行き方は教えてもらっていたが

ちょっとだけ迷って 20分ほどかかった

駅の電光掲示板を確認しながら

学校からの案内通りに行こうとするが

どんぴしゃな電車が見当たらない

 

むぅ

聞くしかない

駅員さんになんだかんだと英語を並べて

やっと通じた

経由駅さえ合っていれば

どの電車に乗っても

目的の駅には着けるという

 

ああよかった

電車は一本だけで、簡単

イギリスの地下鉄はtubeというが

聞いていたとおり 

すごくうるさい! 

いや乗客でなく、電車の音が

そして暑い

風が通らないから

いつ乗っても暑かった

 

様々な人種が乗っている中に

日本人は私だけではなかろうか

ともかく door to doorで1時間くらい

これなら普段の通勤と変わらない

 

学校は街の中心にあるが

休日のせいか 辺りは閑散としていた

 

確認後は劇場へ

ロンドンに行ったら絶対に

エンタメを楽しみたいと思っていた

観るなら楽しいミュージカル🎵

「マチルダ」を観たかった

たとえ英語が解らなくても

歌と踊りが楽しめるはずだし

本で読んだことのある大好きな物語だから

 

 

キャンセルされた当日のチケットを安く売る

tktsという場所がある

劇場から少し離れたその売り場も確認した

日々チェックして

チャンスがあったら買いたい

 

更に街歩き👞👞

大英図書館に行ってみる

企画展やショップなどには自由に入れるが

閲覧室にはメンバー登録しないと入れない

仕方ないので館内のカフェでお昼にする

チーズデニッシュと珈琲

これだけで1,400円くらい😖

たっか!

これからのランチが思いやられる

 

図書館はキングス・クロス・セント・パンクラス駅の隣だ

駅の建物が美しいので

そちらにも行ってみたら

構内にはユーロスターが停まっていた

ステイションホテルも素敵だ

 

 

 

今度は足を延ばして 川に向かう

ガイドブックに載っていた

ワード・オン・ザ・ウォーターという

本屋が見たい

 

見つけた見つけた

川に浮かんだボートの本屋さん

おじいさん二人が本を並べて売っていた

これは楽しい♪

 

朝から歩き回って疲れた

帰り道の途中

家の近くの公園に寄って休むことにした

 

公園は殺風景ながらも広く

小さな丘が重なる高台で

吹く風がとても気持ちいい

家族連れやカップルが

思い思いに過ごしていた

開放感を味わいながら深呼吸をする

本当にひとりで来たんだなあ、と

不思議な気持ちにもなる

 

明日から学校

頑張ろうっと!

 

夕飯は骨付きのグリルチキンに

野菜を添えたもの

 

外で食べるより何倍も美味しかった😄

ENCOUNTER

一日目

 

朝のフライトは1時間ほど遅れた

ホームステイ先が確定したのは、出発の3日前

空港出迎えの案内を得たのは、10時間前

 

物事がスムーズに進まないことが

なんだか幸先の悪さを物語っているようで

”早く帰国の日になればいい”とまで

口にしたのを思い出す😅

 

案の定、ヒースロー空港の到着ロビーでは

大勢のドライバーが掲げている札の中に

私の名前は無かった

 

・・・不安

 

不安しかなかった

 

緊急時の連絡先ももらっているのだし

冷静になればいいものの

軽くパニックになった私は

空港の警備スタッフのような人に

事情を訴えた

 

俺に聞いてどーする?

 

て、顔には書いてあったが

その人は私と一緒に探し回ってくれた

 

そのうち体つきのいい女性ドライバーが

やってきて、心底ほっとした

もう大丈夫!

 

この人、すごいスピードで運転するし

(運転技術はかなりのもの)

携帯で仕事のやりとりをしながらだし

スピーカーから流れてくる音楽は

かなりの音量だし・・・

 

「これ、どこの国の音楽?」

と聞くと

「アフリカだけど、好き?消して欲しい?」

という

「大抵の音楽は好きだからそのままでいい」

と答えて目をつむった

 

異文化交流の始まりだ

 

到着した先ではご主人が出迎えてくれた

奥さんはゴルフにでかけていると言う

もう17時くらいになっており

かなり疲れていたが

部屋に案内されてテンションがあがった

 

明るくて広くて清潔で

ベッドは二つもあるし

ラジオもテレビも置いてある!

(のちにテレビは映らず、DVD観賞用とわかる)

 

最高じゃん!

 

まもなく奥さんが帰宅し

ホームステイについての

ルールやマナーなどが書かれた

ホチキス止め資料(お手製)に沿って案内された

なんか・・・スゴイ・・・

 

漠然とした不安を抱えながらも

ホームステイ先のルールに従うのは

人として当たり前のこと

自分のジョーシキなど捨てて

この家に合わせるしかない

うん!

 

他にひとり、ドバイの若い女性が

宿泊していたが

彼女は途中から家族と合流して

旅行にでかけたので

ほとんど顔を合わすことがなかった

 

私が寝支度をしているころ

聞いていたブラジル人カップルが

到着したのだが

もう寝るから明日挨拶する

と言って、その日は失礼してしまった

 

一体何人泊まるの???

 

家は三階建て

特別な仕様ではなく

あくまで一般的なのだと思う

寝室は5部屋かな

その内私の隣の部屋が夫婦の寝室だった

 

 

さて 時は戻り

夕食の時間は19時と決まっていた

ブラジル人カップルは夕食なしの

宿泊予約だから

毎日ご夫妻と私だけの食事、とのこと

初日に出されたのは

典型的なイギリスの食事という説明のもと

ソーセージにグリーンピース

マッシュポテトにグレイビーソースが

かかったものが目の前に出された

Mrs.Wが 夫はお料理上手なシェフよ

と言っていたとおり

とても美味しかった



はい当たり!

 

私、またしても当たりを引いたようだ

前にも書いたように

食事はとても大事だ

健康面にも心理面にも影響する

感謝しかない

 

W夫妻は感じのいい人たちだった

67歳と73歳とは思えないほど若々しい

二人ともゴルフをやるらしく

身体も引き締まっていて

素敵なカップルだった

おまけにMrs.Wは

何十年も前にはなるものの

私の通う語学学校で教師をしていたという

 

このことが本当に大きかった

夫妻は留学生という私の立場を

とてもよく理解してくれ

たどたどしい英語にも

面倒がらずに根気よく耳を傾けてくれた

勉強のアドバイスもたくさんくれた

これ以上望めない環境だと思う

 

 

イギリスの水回り事情は 非常に悪い

水圧が弱いので トイレが流れにくい

シャワーが物足りない

安定的にお湯が出ない

硬水のせいか洗剤の泡が立たない

風呂マットが汚い・・・😔

(夫妻のバスルームは別)

 

高望みはすまい

どうってことはないじゃないか

疲れているんだし

と、冒険を楽しむこととして

ベッドにもぐりこんだ

 

なにより涼しいではないか!

HOME

帰国した

 

ひと言でいうなら

最高 だった!

 

さてさて少しずつ思い出を整理しながら

ブログに書き記すとして

何から始めようか・・・

 

 

ロンドンへのフライトは

だいたい13~14時間くらいだった

往きはアラスカの上の方を通るためか

機内は相当に寒くなり

リュックの中に入れていた

薄手の上着を二枚重ね

その上に各座席にセッティングされている

ブランケットを被って過ごした

(手元にあって本当によかった)

 

私はBritish Airwaysの直行便で

エコノミークラス(プレミアムエコノミー席は

取れなかった)を使ったが

往きは前に席が無い場所を選んだため

足を思い切り伸ばせたし

定期的に足首を動かしたり

水分補給を心がけて

エコノミー症候群にならないよう意識した

 

そのお陰か

長い飛行時間、眠れない、

ひどい腰痛持ちの私でも

大したダメージは受けなかった

(時差が8時間もあるため

睡眠に関しては二週間ずっと苦しんだ)

 

機内食についてもネットで見かける

低評価よりずっと美味しかったから満足♪

期待値が最初から低かったせいかも😂

 

 

”ロンドンは一日の中に四季がある”

とも言われるらしい

寒暖差がジェットコースター並みに

変化するので 対応が難しく

途中喉を痛めてしまい

ドラッグストアでドロップを購入

同じ日に似たような人の話を

何回か聞き

体調管理の困難さを共有した😅

 

でも 降り立った羽田空港

日本の重くて暑い空気を感じた途端

すぐにロンドンに戻りたくなったほど

ヨーロッパの夏は快適だ

羽田空港到着ロビーにて)

 

毎日汗だくで歩き回ったけれど

夜は涼しく、エアコンなしで充分だ

 

こういうところは

去年訪れたバンクーバーと同じだなぁ

 

 

持って行ってよかったのは

前回同様、水筒

やはり毎日水を持ち歩くので必須だと思う

買ってもいいけど、とにかく何でも高い!

 

そして、晴雨兼用傘

ヨーロッパの人たちは

夏の太陽を楽しむ傾向が強いため

パラソルを差している人は まずいない

けれど日差しは強いので

途中から人目を気にせず差すことにした

 

急に雨が降ってくることも多く

晴れの予報でも傘はリュックに入れていた

薄手のフード付き上着も有効ではあった

 

私のキャリーバッグはバンクーバーの時より

更に小さくなり、機内に持ち込める大きさに

なったのだけれど

(コンパクトにまとめることに命かけてる😝)

持って行けば良かったと後悔したのは

汗拭きシート

拭くとさっぱりして

汗臭さが抑えられる”アレ”だ

何ならおみやげにいくつも買っていけば

喜ばれたことだろうと思う

こうした安価で高品質な

ジャパニーズプロダクツを

みんなもっと誇りに思った方がいい!!

 

後に書くと思うけど

洗濯洗剤も少し持って行けば

よかったなあ

百均で買ったピンチハンガー

物干しロープは個人的に役立った

 

 

 

まあ細かい体験は少しずつ書くとして

ざっくりしたまとめを以下に...

 

・学校:よかった

・アクティビティ:よかった

・ホームステイ:よかった

・外食:日本食さいこー!

・フライト:そこそこ辛い

 

こんな感じの留学体験

大いに楽しんで 無事に帰ってきました

 

  ただいま~

 

え?すぐそこじゃん!

ー日本時間の7月27日午前2時ー

パリオリンピックの開会式が始まった

あまり意識していなかったけど

留学先のロンドンからパリまでは

電車で二時間半くらいかければ行けるっぽい

 

なんということ!

外国との距離感が

日本に住む私のイメージからかけ離れている

ヨーロッパの国々を巡る旅行をしたら

楽しいだろうなぁ

一年くらいかけてさ・・・

 

行ってみたい所はたくさんある

しばし夢想~😍

 

している場合じゃない!

 

”すぐそこ” なのはロンドンとパリの距離じゃなく

私の飛び立つ日の方だ

二回目となると余裕なのか

ついのんびりと構えてしまう

(と言いつつ、あまりに意識するとドキドキして

夜眠れなくなるからというのもあるのだが😅)

 

今年の梅雨は遅く始まり、短かった

開けてからは過酷な暑さが続いている

もうすぐ逃げ出せると思うと楽しみだ

 

それにしても

いまだホースステイ先の連絡がこない

一週間から10日前くらいには決まる

という話だったから

来週になるのだろうか・・・

二回目があれば今度はホテルステイにしたい

と思っていた私だが、費用を考えると無理だ

バンクーバーではステイ先の運が良かったけれど

そんなの続かないよね?

今回はアテにしないでおこう

二週間だけだ、多少のことは乗り切れるはず

 

あ、そうだ!

クラス分けのためのプレテストが届いているんだった

やっておかなくちゃ

本当はもっと英語力を上げてから留学した方が

有益なのは、去年身にしみたのだけど

何せこちとら時間が無い😢

 

英語は趣味のひとつだ

趣味だけど、続ければ続けるほど欲は出るし

”伸びなさ”に失望もする

筆記はまあまあできても、リスニングや

スピーキングに大いに難あり

使える英語にはほど遠い

 

まあ、チャレンジそのもの

体験そのもの を楽しむしかないか😝

あーがり目 さーがり目 くるっと回ってにゃんこの目🐱

女心の移ろいやすさは

時に猫の目にたとえられるほど

 

私も例外ではなく

これを女心と呼んでいいのか

わからないけれど

びっくりするくらい

気持ちがぐらぐら動き続け

 

やはり!やはり諦めきれずに

とある語学学校に申し込んでしまった!

 

今回はエージェントを通さず

直接申し込んだ

(日本人社員?を通してだけど)

 

エージェントを通さない、ということは

諸々の手続きを

自分でやらなくちゃならないわけだが

学校が提供するコースに

パッケージされていることも多く

宿泊先は向こうがマッチングするし

到着時のお迎えもありだ

 

自分でやるのは

学校への支払い手続き

航空券の購入

保険加入・・・

といったところ

 

腹をくくったついでに

学校の課程を修了したのち

帰国を一日遅らせてホテルに泊まり

あるオプショナルツアーにも

参加できるよう手配した

(現地で手配する自信はない😂)

 

あとは体調を整えて

その日に備えるだけ

 

行くぞー!!

具体的な場所や体験については

帰国後に振り返りながら

書くことになると思う

 

善は急げ(教訓)

風薫る五月!

 

爽やかな季節到来だというのに

ネガティブな決断で前の月を見送る

 

今年は留学しないことに決めた

 

・動き出したのが遅かった

・意欲を削ぐ連日の円安報道(34年ぶり?)

・年始からの体調不良

・心の準備不足

 

・・・などと行かない理由は

挙げまい、と思っていたものの

多分こんなこともあって

なんとなぁ~く踏み切れなかった

 

無念なり😔

 

ただ収穫はあって

シニアを対象にしたプログラムを持つ

学校は思っていたよりもあることがわかった

留学エージェントにいくつもあたって

得た情報だ

直接現地の学校に

メールで問い合わせたのもあるw

 

二週間の休みを取りやすいのは

やはり夏なので

その時点で気象条件の過酷でない

場所の中から今回はUKに惹かれた

行ったことがないし

歴史があって世界で最もダイバーシティ

街ロンドンを体感してみたい

 

で、もがいた中で

脳内リストに並んだ学校を

今後のためにも記しておこう

 

★LSIロンドンセントラル校

  もともとビジネス学校としてスタート

  Club40+あり

  授業はレベル別なので年齢ごちゃ混ぜ

  午後のアクティビティはシニア向けに

  参加

  大英博物館や図書館などのスグ近く

  ホームスティ先は45分以内~選択可

  私の年代でも快く受けてくれる先多し

  (by 担当者)

 

★Anglo Continental

  Club50+あり

  ヒースロー空港から一時間半くらいの

  ボーンマスに立地 (穴場 by 担当者)

  海辺の街にある落ち着いた大きな学校

  授業もアクティビティもシニアに特化

  ホームステイあり

 

★inlingua Cheltenham

       English with gardens and cultureという

  シニア向けコースあり

  20レッスンから

  アクティビティ(交通費含む)

  ホームステイまでパッケージされている

  美しい村コッツウォルズに立地

  ロンドンから電車で一時間半

  ヨーロッパからの学生が多く

  落ち着いた環境

  月から土まで学校による

  アクティビティあり

  ホームステイ先から徒歩圏内の通学

     

 

一長一短あるものの それぞれに魅力的で

時間と資金が許すなら

2回に分けて行きたいくらいだ

だけど今は 円高に加えて戦争のために

航路が変わり飛行時間が伸びている

現地で元気に活動するためには

快適なフライトになるよう留意した方がいい

 

(ここが若い時との大きな違い!!!)

 

学校にかかるお金はそれほど変わらないけど

フライトに関しては少しでも早く

自分に合った条件で押さえた方がいい

と感じた

そのためにはもっと早くから動く必要が

あったのだ

 

まあいいさ

語彙力もリスニング力もまだまだ不足している

一年間でブラッシュアップさせて

今より楽しめる状態にして

またチャレンジしよう

一年先だってまだできるはず!

  

  

(それにしても バンクーバー

 リーズナブルだったんだなあ…)    

 

2024春

一生に一度の大冒険!

と意を決して海外留学に出かけた昨年の夏

今振り返って思うのは

私には ”体験そのもの” が

大きな意味を持っていたということ

 

たった二週間で英語が上達する

わけはないし

その国の文化を理解できる

はずもないけれど

その気になれば 自分の力で

新しいチャレンジができると

実感できた・・・というか

 

来し方行く末を思うにつけ

人生のあまりの短さに

焦燥感を覚えるものだから

よしよしまだいけるじゃん🎵という

確認が必要なタイミングだったのだろう

 

大満足して

ひとまずハッピーエンドを迎えたはずだが

それは「。」ではなく「、」だったかも?

な@2024春😝

再び飛び出していきたい欲がむくむくと

湧き上がってきたのだ

 

 PCに向かい、どれどれと留学について

調べてみる

休みが取れるタイミングや

受講コースの希望など

テキトーな検索ワードをかけて

ふるいにかけると 残るはごくわずか

選択肢が少ない方が

決断力に欠ける私には好都合

ではあるのだが・・・本当に限られるw

 

いくつかのエージェントから

資料の取り寄せを試みた結果

連絡してきたのは3社だけだった

一社は大阪、一社は北海道のみに

事務所がある小さな会社で

ピンとこなかったため やめた

 

そして残りの一社からは

タイミングが良かったようで案内をもらい

留学フェアなるものに出かけてみた

 

まず 担当者に細かな希望を伝えると

お勧めの国や学校をいくつか挙げてくれる

それを手がかりに

国や学校を案内するブースに行く仕組みだ

 

マルタの話を聞くと

私が出かける頃は(仮定の話だが)

40℃を超える日もあるとのことで

やむなく退散😅

暑いのダメ~

どうもマルタには縁がないらしい

 

今回新たに浮上した候補地が・・・ロンドン💂

ひとつの学校が日程的にも年齢的にも

都合がいいように感じた

 

数日後

とりあえずエージェントの担当者に

見積もりを出してもらう

んんん~  やっぱりお高いのね~

英国だものね~ 逡巡😏

 

エージェントを通さないで

できないかなぁ

私には無理かなぁ

 

などと

春はなにかしら動きだしたくなるのであった

 

 

おまけ その②

あるときひとりで海沿いの道を歩いていたら

自転車に乗った人が追い抜きざまに

何か叫んだ

危ない!って言ったのかな?

でも私が歩いているのは歩行者専用道路

相手はサイクリングロードを走っていた

 

 

勘違いかと歩き続けていると

また声をかけられた

 

Hey, pretty girl!

 

???

確かにそう言った よね?

キョロキョロ見回してみても

私しかいない

声はかけるが、振り返ることはなく

後ろから声をかけて走り去っていく

 

気をつけてね、という代わりに

言っているのか

からかっているのか 訳が解らず

次の日先生にこの話をしてみた

 

「私 からかわれたのかしら?」

prettyでもなければgirlでもない😅

からかわれたなら、あまりいい気がしない

 

先生の答えは、不快に思う必要は全くなし!

とのことだった

黒髪が好きな人は多く、好意的に見るらしい

実際日本人の女性とカナダ人男性のカップルは

とても多いそうだ

軽い挨拶のようなものだから

気にしないで、と他の人からも言われた

 

ならば安心

そうか  プリティガールかぁ。。。🥰

急にくすぐったくなる

あちらでは ほぼTシャツにジーンズだったから

後ろから見たら腰が曲がってでもいない限り

年齢などわからないもんなぁ

解ったところでさほど問題じゃないのかも

面白い文化だ

 

 

文化と言えば、バンクーバー

とてもダイバーシティーな街だった

数えてみたら、滞在中10カ国ぐらいの人と

会話をした

完璧な英語を話す人は多くはなく

だからこそ私の拙い英語に対して

どの人も一生懸命耳を傾けてくれた

お店などでも英語で何か言うと

beautiful! とか perfect! とか

wonderful! などと

答えてくれることも多い

たどたどしい英語に慣れているのだと感じた

言葉に対して寛容だ

 

それとホームステイ先で感じたのは

何でもとにかく言葉にすることだ

一日のできごとや食べ物の好みや

どうしたいのかをとにかく具体的に

言葉にする

日本のように “察する” 文化は無いと感じた

“空気を読む”など 説明しても理解不能だろう

 

そうそう

what's your opinion? も

会話の中でよく聞かれた

英語が母国語ではない人たちの集まりだから

いちいち言葉にして、確かめ合って

コミュニケーションをはかるのだろうと

私なりに理解した

 

いろんな英語が混じり合っているのが

カナダのいいところ

と先生も言っていた

 

やっぱり日本を飛び出してみてよかった✈️🌎

行ってみて初めてわかることがいっぱいある

体験したことすべてが宝物だ✨

 

 

 

おまけ その①

我が家の小さなリビングで

”今日も危険な暑さです

 できるだけ外出は控えてください”

と朝のニュースが繰り返す

 

あの爽やかな風が恋しい

 

 

空港に降り立ったとたん

私は10歳も歳を取ったように感じた

身体が重いのは疲れのせいもあるけれど

それだけではないのではなかろうか

まるで玉手箱を開けてしまった

浦島太郎の気分だった

 

バンクーバーはレインクーバーと

皮肉られるくらい雨が多いところらしい

けれど滞在中 傘を開いたのは一度きりだ

いつも頭上には青空が広がり

景色がきらきらとして見えた

 

私は腰痛持ちなので

それを心配して腰ベルトを持参したほど

なのだが、一度も使わなかったどころか

痛みを全く感じないまま

元気に動き回った

 

これは・・・

 

湿度のせいに違いない!

(※個人の見解です)

 

帰国して歳を取ったのではなく

向こうでは10歳若い身体になっていたのだ

空港に降り立った瞬間に魔法はとけたのだ

 

確かに身体が軽かった

ランニングシャツに短パンで

サイクリングやハイキングをしている

お年寄りがたくさんいたのは

そういうわけではないか

 

海に 山に バーベキュー

夏を思い切り楽しめる気候なのだ

外出を控えなければならないような

国とは違うのだ

 

ただし、乾燥しているということは

肌にはちょっと困りもの

腕や顔にシワが増えたようにも感じるw

う~ん なかなかうまくいかない

 

また今年は山火事が多く発生している

という笑えないニュースもある

あなたは良いタイミングで日本に帰った

と、ホストにも言われた

 

 

また 乾燥しているからか

とにかくお水が美味しかった

まさに”命の水”という感じ

水筒を持っていっていたのが

大いに役立った

学校ではウォーターサーバーから

いつでも汲めるようになっていたし

公共の施設でも無料で汲めたり

お店などでも尋ねれば入れてくれると思う

家でも常に水道水を汲んで部屋に置いていた

 

たっぷり水を飲んで

ヘルシーな食事をとり

精力的に動き回って

帰国時には2kg痩せていた🎵

あっという間に戻ったけれど😭

バンクーバーは私にとって

そんな所でもあった

 

 

 

 

 

Certificate と mortarboard🎓

とうとうこの日が来た!

私たちのクラスは無いと

勝手に思い込んでいた

テストがあった😨

 

スマホで学校のwebpage にアクセスし

文法の問題を解く

あとは、三つのテーマの中から

ひとつを選んで紙に書く課題だった

私は”友人への手紙”というテーマを選び

今回の留学を応援してくれている

友人たちに向けて、架空の手紙を書いた

テストを終えると、みんなに声をかけて

先生と私たち3人の写真を撮らせてもらった

 

テスト結果はプレテストに比べて

わずかに1%だけ正答率が上がっていた

これを効果と言っていいのかどうか

わからないけれど

 

とにかく私は頑張り抜いた!

 

この英語力でよくやり通したと

自分で自分を褒めておく😊

 

その日卒業する人はカフェテリアに

集まるよう言われたので待っていると

ひとりひとりに修了証書が手渡され

ドラマでよく見る

タッセルの付いた卒業帽を被って

記念写真を撮った

(あれどこで見られるんだろ・・・?)

 

いやあ、しみじみと嬉しかった

たった二週間でも感慨深いのだから

月単位、年単位で通う人の

達成感たるやいかほどかと想像する

 

 

晴れ晴れとした気持ちで学校を後にし

私はヴァンデュッセン植物園へと向かった

 

vandusengarden.org

 

ガイドブックで見て行きたいと思っていた

場所のひとつである

短いわりに、行きたかった場所を

ほとんど制覇したことになる

我ながら精力的に動いたもんだ

 

植物園は広々としていて

静けさが心地よく

平和な気持ちに満たされながら歩いた

近くにあれば何度でも訪れたい

私の大好きな場所だった

 

 

最後の夜はサーモンを用意すると

言ってくれていたので

私は楽しみに帰宅した

毎度毎度美味しい食事を用意してくれて

本当に感謝している

 

Dはお金が必要だからそのために

ビジネスとして学生を受け入れている

とハッキリ言っていたしw

Tもホームステイは大変と

これまた本音を言っていたw

私は私で、契約の下に代金を支払って

このサービスを受けているのだと

自覚していたw

 

でもだからこそ

契約上の関係なのに

より美味しいものを用意し

より楽しい時間を共有しようとしてくれる

二人には心から感謝していた

(結果として人情が加わってしまうのが

 彼らのキャラクターなのだろう)

だからその気持ちを惜しまず言葉にした

私のような高齢の女性を受け入れるのは

若者に対するのとは違う面倒があるはずだ

 

受入決定後の二人のとまどいは

想像に難くないが

少なくとも私は当たりを引いたと思っている

 

食事が美味しいのは大事だ

私が元気でいられたのは

栄養バランスのいい食事によるところが大きい

それに何と行ってもこのロケーション!

学校から遠いのなんてなんのその

これ以上は望めない美しい環境だった✨

 

実際ホームステイに関しては良いことを聞かない

中には 辛すぎてステイ先を替えてもらった

学生もいると聞いたし

初めからホテルステイしか

考えなかったと言う人もいた

私も次に機会があるのなら

ホテルステイを選ぶと思う

どうしても彼らの日常に巻き込まれることに

なるし(それもいい経験で面白かった!)

あまりにリスキーだからだ😅

 

勉強に集中したいなら学校近くにホテルステイ、

現地の生の生活を体験したいならホームステイ

よく言われることではあるが、まさにそう

 

 

最後の晩も穏やかに更けていった

荷物を整理し、空港までの行き方を調べ

Dには 送らなくてもいいよ、自分で行けるから

と伝え、日本に帰るのを楽しみに眠った